読んだ
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 1992/12/08
- メディア: 文庫
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あと、終盤のナメクジの世界のブラックジョークにニヤリとしてしまった。
151ページにある「宇宙生命(コスモゾーン)」「みんな生きている」みたいなことがテーマにあるのかなと思った。
<引用>
「いまの生活は合理化が徹底しすぎて無味乾燥なのだ」P78
「人間だって同じだ。どんどん文明を進歩させて結局は自分で自分の首をしめてしまうのに」P281
本書は未来の話であるが、現在の自分が日々の生活の中で上記のような感想を呟いていることに悲喜が入り混じるのであった。